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モントリオール

カナダはアメリカの北に位置しています。
カナダの中で南部にあたる地域でも日本の東北地方にあたります。 なので「寒そう」と感じますが、バンクーバーなどの太平洋よりの地域は大西洋よりの地域と比べて寒さは和らぎます。 私はバンクーバーには長く滞在していないのでわからないのですが、 モントリオールに住んでいた頃テレビなどで気象情報をチェックしても、東京の寒さより少し寒いかなーくらいの印象でした。 ところがカナダの中部の冬はものすごく寒いようです。マイナス20度余裕でいくとかなんとか。 私のいたカナダ東部も冬の寒さは厳しいですが、こちらは風が吹くと体感温度何度というふうな言い方をしていて、 私の住んでいたモントリオールでは当時の冬、風が吹いて体感温度マイナス20度くらいでした。

シャ―ブルック通り モントリオールは学生の多い街なので、身ひとつで行っても住居を見つけるのは思うより簡単だと思います。 大学やユースホステルの掲示板などにはたくさんのルームメイト募集のちらしを見つけることができます。 ちらしの書き方にも貸し出し主の性格が出るので、あまりに殴り書きしたようなひどいものには注意したほうがいいかもしれません。

私は渡航した翌日から家を探し始め、その翌日には部屋を確保することができました。 家賃は貸し出し主によりさまざまですが、私は1ヶ月日本円にして5~6万くらい払っていたと思います。

部屋の中 私の住んでいた所はもともと家族用に購入したものらしく、部屋がいくつかありました。 テレビ、ベット、デスクはすでについていて、キッチン、バスルームが共用でした。 冬は11月ころから気づかぬうちにアパート全体に暖房がかかります。真冬はとても寒くなるので窓は2重構造です。 自前のパソコンを持っていっていたのですが、ランカードを入れていて、コンセントを入れたらネット環境につながったので「おっ繋がるじゃーん!」と思って ルンルンとネットを使っていたのですが、今考えたらあれは他の部屋に住む人の線を勝手に拝借するという違法行為だったのでは、と思います。

プティーン ※注) カナダというか、モントリオールの食のお話です。
まるでアメリカの一部かのように、ご飯は俗に言う「アメリカンサイズ」です。 私が住んでいたモントリオールは、「プティーン」というフライドポテトにグレイビーソースとチーズをぶっかけた食べ物が有名ということでした。 私も最初は「ウエッ」と思い、でもここまで来たからには食さねば帰れないと思い食べてみました。 そんなに好きではなかったですが、たまにものすごくジャンクフードが食べたくなるときなどは簡単だし安いいのでもってこいですね。

BEN あとはスモークミート。 何重にも重ねたスモークミートをパンにはさんで食べるってだけなんですけど、食べ方にはコツがあるらしく、 カナダに来たばかりで言葉もままならない私がひとりで入ったのを見た店員さんが身振り手振りで食べ方を教えてくれました。(何を説明されているのか理解できませんでしたが・・・。)
後にも先にもスモークミートをカナダで食べたのはこのときだけでしたが、普通においしかったですよ。 そのときはなぜか精神的にいっぱいいっぱいだったので、レストランの概観だけで肝心の食べ物の写真を撮るのを忘れました。。

BEN あとは私が必要以上にこだわり太る原因となったのがマフィン。。。(これは名物ではなく、単に私にとって思い出深いおかしなので取り上げているだけです。)

モントリオールにはカフェがこれでもかというくらいたくさんあり、大体どこもマフィンを売っているのでカフェをマフィンの写真を撮るためにハシゴするなんてことも。 特別に好物ではないのに、なんであんなにこだわっていたんだろうかと。これが俗に言う「海外マジック」ですかね・・・。 今考えると、単にそのくらいしか手軽に食べられるものがなかったから必然的にそうなったのかなーとも思います。 つまり、食べ物は日本が一番おいしいということかと!

ちなみにこちらのカフェでドリンクのSサイズを頼むと、日本で言うLサイズが出てきます。最初は店員さんが間違えているのかと思いました。

© 2011 nemuchan.com

モナコ

Chateau Amiral 私の場合は、受け入れ先がすでに住居を用意してくれていたので、家を探すということはなく、家賃もどのくらいしていたのかわかりません。(参考にならずごめんなさい。)

モナコビーチ 私が実際住んでいたところは、Chateau Amiralというアパート(写真はこちらのHPから拝借しました。)で、 そこは裕福な人たちがたまに短期滞在するために借りているマンションらしく、 借主たちがモナコにいない間は短期滞在者に貸し出していたりするんだとか。。。
たぶん、受け入れ先のマダムがここのオーナーと知り合いかなにかで口を利いてもらっていてのかなーと推測しています。 さすがモナコ。

なので家具やキッチン用品も揃っていて、すぐに生活を始められました。部屋内部の写真をそういえば撮るのを忘れていたことを今更後悔です。
不便だったといえば言えばまず洗濯機がなかったこと。
でも夏場で洋服もあまりかさばるものがなかったので、薄着や小さいものは手洗いをしました。 洗濯物が溜まると、モナコよりちょっと上のほうにあるBeausoleilという地域に一番近いコインランドリーがあるのでそこにお世話になっていました。

また、間借りという性質上、借主がモナコに来ることになれば私たちは部屋を移動しなければならず、地に足をつけて生活はできなかったかなーという感じでした。

モナコビーチ 海を見渡せる立地にあっただけに、部屋からの景色は最高でした。
日中も景色がすばらしいのですが、夜は夜でたまに花火が上がるのでそれを見ることもできます。 花火が見られる日程などはよくわからないのですが、噂によると、モナコで上がる花火は、、、 お金持ちの旦那が意中の女性のためだけに上げる場合もあるんですって!
ロマンチックすぎます。

私は現地の日本食レストランで働いていたので、モナコにいながらも普段はお店のまかない(日本食)を食べていました。 (これも一応腕のいい職人が作っているので、かなりおいしい。) レストランは高いという先入観が強くあり、レストランに行くことはなかったのですが、これも今となっては行っておけばよかったかなーと思いました。
写真はとある海沿いにあるレストランで頼んだタコのマリネ。確かこれ、途中で気持ち悪くなって食べられなくなった記憶が。。。

ミニダコ料理 仕事のない日は近くのスーパーにあるパンやチーズを主に食していました。 日本のように気の利いた惣菜などはなかったです。
でもやはり、チーズやワインが安くておししいのでそっちが好きな人はお楽しみがたくさんだと思います。

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