- 地震について -
地震対策
- 概要
- もしもあなたが今まで地震を経験したことが無いのなら、このページで地震発生時の対処法を学んで下さい。 日本はたくさん地震が起きますが、だいたいそんなに大きくありません。 しかし稀にとても大きな地震に遭遇する可能性はあります。
はじめに
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私達は自分の国を"地震大国"と言っています。
毎年ごく小さな地震が発生しています。
なので建物は耐震性に優れた構造をしています。従いまして、私達は地震による建物の崩壊はあまり恐れてはいません。
多くの人は、「地震の時建物が揺れてた!!」と言っています。
そうです。建物は、地震による崩壊を免れる為に揺れて振動を外に逃がしているのです。
もし建物を石やブロックなどで作ってしまうと、柔軟性が失われ崩壊しやすくなります。
(それでももちろん、100%崩壊の危険が無いとは言えませんが。)さて、これらをふまえた上で、あなたは地震が来たらどうしたらいいかを学びましょう。
あなたは落ちてくる家具、飛び散ったガラスなどの危険から身を守らなければいけません。
屋内にいた場合
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自己防衛をしましょう。
一番大切なのは人命です。
棚、テレビ、ガラス、その他あらゆる家具は地震によって凶器と化します。一番簡単な方法は、テーブルの下に隠れることです。
こうすれは家具や割れたガラスなどから身を守ることができます。もしもテーブルが周りになければ、まずクッション、鞄、本など身の回りにあるもので頭を守ります。
※パニックを起こさず、すぐに外に出たりしないでください。割れたガラスや屋根がわら、ブロックなどが落ちてくる可能性があります。
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火を消す
地震は火災の危険も伴います。
実際、巨大地震に襲われた場所は必ず火事が起こります。
最近では、大きい地震発生時には自動的にガスが止まる仕組みになっているので、もしもすぐに動くと危険な場合は揺れが収まるまで待ちましょう。もしも停電が起きた場合はブレーカーを落として下さい。
そうしなければ通電が再開された際に火災が発生する危険があります。 -
ドアを開ける
地震により傾いた建物では、ドアが開かず外に出られなくなる場合があります。 地震発生時すぐに外に出てはいけませんが、ドアは開けておいて下さい。以上が屋内での地震発生時の緊急対応です。
屋外にいた場合
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街中では
公園や空き地などの広い場所、割れそうなガラスなどのない強い建物や、木の下などに避難してください。 上から降ってきそうなガラス、瓦や看板が無いか確認してください。 電線が切れると非常に危険なのでこれらの下には絶対に行かないでください。 -
地下にいた場合
地下は地上に比べると揺れは少なくなります。 落ち着いて壁に寄り添ってください。 電気などが消えてしまった場合でも、壁を伝っていけば出口に出られます。 -
スーパー、デパート内
商品棚から離れ壁に寄り添ってください。 一度に出入り口に殺到すると危険ですので、店員の指示に従ってください。 -
エレベータ内では
もしエレベーターの中で強い揺れを感じたときには、すぐに全ての階のボタンを押し、エレベーターが止まった階で降りてください。 エレベーターが停止し、中に閉じ込められる可能性があります。 -
運転中では
急ブレーキを掛けないでください。 安全な場所にゆっくりと車を止め、車から離れてください。 -
海岸付近では
体感できる揺れが小さい場合でも津波が来る危険性があります。 ラジオ、テレビ、サイレンや警報をよく聞いて指示に従ってください。 大きい揺れを海の近くで感じた場合は一刻も早く高台に避難してください。 -
必要のない電話は控える
本当にすぐ必要でない電話での通話は控えて下さい。
大きな災害であれば、すぐにでも助けを呼びたい人がいるはずです。 もしもここで大勢の人が一斉に電話をかけると、電話回線がパンクし通話ができなくなり、救出の妨げになります。家族や友人の無事を確かめるには、電話回線の代わりにSNSネットワーク(twitter, facebook, mixi)のダイレクトメールなどを利用しましょう。
この世界規模のネットワークは十分耐久性があり、緊急車両を呼ぶために使う人はいません。